25年ぶりオープン戦1位~どこか似ているあの時に~

やりました。優勝です。

25年ぶりの優勝です。

オープン戦の順位は関係ないって?

いや、25年も遠ざかった1位の味なので、

ロッテファンは素直に喜ぶ事にしよう。

25年前と言えば92年。

千葉マリンスタジアム初年度の年。

当時を振り返ると、ジッタリンジンの曲にのせて

捕手の青柳が躍動し4月の月間MVPに輝く。

そして4月単独1位にとなり、暗黒時代であった

ロッテに春属性がつく事となる。

しかしその後ランボーことディアズが故障の影響から

成績が上がらず、手薄な投手陣が5月以降に崩壊。

ピンク色のチームカラーが闘志を無くさせたのか、

徐々に順位が下がっていき、オープン戦1位が

気づけばシーズン最下位に…。

西武の黄金投手陣を築き上げた八木沢監督は

投手陣を整備しきれず、

結局、暗黒期を脱せないままであった。

うーむ・・

気持ちが沈んだところで、

そんなデータを払しょくしよう。

今年のオープン戦、何が良かったかと言えば、

防御率1点台の投手陣が挙げられよう。

ローテーションを競わなくてはならないほどの

強固な先発陣に、充実した層の厚いセットアッパー陣。

どこか似てはいやしないか?あの年に。

そう、優勝した2005年だ。

あの年には10勝6人衆が生まれ、

YFKという盤石な中継ぎが存在した。

先発に2軍ノーヒッター加藤康介が控え、

ベテラン山建、高木のロング要員が試合を作り、

小宮山御大がブルペンに控えていた。

10勝セクステッドは、

エース清水直行に、頭角を現した渡辺俊介

中継ぎから昇格した小林宏之、仕事人セラフィニ、

サンデー晋吾に松坂世代最後の大物久保。

この盤石の6人を今の先発陣に置き換えると、

エース涌井に、侍ジャパン石川、

渡り鳥の仕事人スタンリッジ

高校ビッグ3の唐川にストッパーから先発復帰の西野、

そして4球団競合ドラ1の佐々木。

かなりスムーズに置き変わるではないか。

そして中盤から引き締める、大谷、内、益田のOUM。

オウム…いや、UOMとしておこうか。

ここにロング要員の田中靖、藤岡が入り、

南が復帰すればかなり盤石の体制となる。

先発には大嶺、二木、関谷、酒居、古谷が控え、

出番をうかがっていく。

投手王国が復活。

これで佐々木と田村あたりがステージに上がり、

マリーンズの球団歌を歌えば鬼に金棒だ。

今年は期待大だ。

よし、まずは開幕シリーズで26点とろう。