【春は千葉ロッテの季節】いよいよ開幕

先日のブログで書いた25年前のオープン戦1位の1992年は、

4月に首位スタートを飾り、気づけば最下位に終わるという、

ロッテらしさが生まれたマリン移転初年度であった。

この年から「春のロッテ」という属性がついたような気がする。

スポーツ新聞に【春の珍事】という見出しが躍り、

その後に【ロッテ○○日ぶりの首位!】という言葉が続く。

開幕から負けなしの〇連勝と、エースが一度はその称号を手に入れ、

打率トップ10にロッテの選手が複数名ランクインする。

そう、春は千葉ロッテの季節。

こうなると千葉ロッテは春の季語といえようが、

残念ながら秋の季語「秋ロッテ」というのもあるので、

俳句をされる方は気をつけたし・・・。

3.4月の成績を振り返ると

2011年 9勝 7敗

2012年 13勝 9敗

2013年 17勝10敗

2014年 14勝12敗

2015年 12勝14敗

2016年 17勝10敗

見事な成績だ。

しかも最終成績は2011年最下位、2012年5位である。

もっと言えば、2014年は開幕5連敗を喫している。

なのに勝ち越し。やはり春は強い。

気になる2015年は、成瀬が抜けた穴を埋められず、

唐川やチェンが4月でローテから外れ、

新人であった田中英が早くも4月に1軍昇格と言う、

先発崩壊の年であった。それでも借金2で終えるあたり、

春ロッテの属性は侮れない。

この春属性はひとえに選手達の仕上げの早さが

モノを言っているのだろう。

外部からの補強の少ない我らがロッテは、

内部から競わせてレギュラーポジションを

決めていく図式が出来上がっており、

その競争原理から早目の仕上げとなっていく。

オープン戦好調なのはこの原理が少なからず

作用している。

「今年は一味違う!」

と何年もロッテファンはこの季節に心躍らせたが、

地獄の梅雨ロッテと夏ロッテを迎え、

大人しくなっていく。

早仕上げの影響や、体力消耗の激しい屋根なし球場の

影響もあろうが、夏場に調子を落とし、

ハムに3タテされる頃には首位から陥落している。

おっと、ネガティブな部分が出てしまったようだ。

今日はせっかくの開幕戦。

これからの春ロッテを満喫していこう。

そして・・

今年の先発陣は層が厚い。

昨年の伊東帝国ほどではないが、中継ぎ陣もしっかりと

枚数がそろっている。

春だけでは無い強さが必ずある(だろう)。

5年目を迎えた伊東監督。実りの年でもある。

扇の要が出来、センターラインもしっかりしてきた。

春からスタートダッシュで、

今までは「ツインターボ」のような状態であったが、

「サイレントスズカ」の超先行逃げ切りの2017年で行こう。

(どちらも競馬の馬、ちょっと古いか)

開幕戦については昨年のブログで書いている。

開幕戦で勝つと何か良い事が起こる?

ロッテにとっては開幕戦は1/143の試合のようだ。

だが今日は良い酒が飲みたい

プレミアフライデー。

涌井、頼んだ。