千葉のランディジョンソンはどこへ行く?
中後がダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。
左の変則型で、1塁側に体を傾けて左サイドで投げる事から、
右打者にとってはかなりクロスファイヤとなり、
左打者にとっては恐怖を覚えるような投球フォームであろう。
しかし、如何せんノーコンで、
想像上のメリットが発揮されずに良く終わる。
これが[和製ランディジョンソン]と呼ばれる選手たちの特徴。
過去にいた千葉のランディジョンソンと言えば、
中日から移籍した山北だったり、
ウン億円かけて横浜が獲った那須野だったりがいた。
移籍してきた時点でお察しの通りの成績。
現存する千葉のランディジョンソンは、
タイプが全然違うが木村雄太と言われる。
長身のひょろいスタイルが
ランディっぽいのか、最近は名前もなぜだか変わった。
コントロールがそこそこあって、何か一つ武器になる特徴が
無ければ、ランディにならないのか。
それともインに投げ切れる精神論が必要なのか。
千葉だけでなく各球団の和製ランディ達の苦しみは、
代々引き継がれていく、伝統芸能であるようだ。
中後の滑るスライダーと太々しさは、かなり期待のランディで
あったが、果たしてランディ本場のアメリカで、花が咲く事が
あるのか。
そして改名で優しくなった現存する千葉のランディは、
今年は居場所があるのか。
見逃せない。ドンミスイット。