新YFK

個人的に小学校時代から、

かれこれ20年以上は野球をしている。

右打ちの自分としては、

打撃成績として左投手が得意で、

右投げの投手よりは好成績をあげている。

打っている要因としては、感覚的に球が

よく見えるから左投手を攻略できていると思っている。

しかしながらその球が横手投げから出てくると、

速い球であった場合は途端に打てなくなる。

プロの選手は果たしてどうなのだろうか。

右バッターが左キラーと呼ばれるほど、

左投手を得意としている部分がある事から、

ある程度は自分の感覚に近い部分を感じているのでは

ないか?と少しは思う。

また渡辺俊介が登場した際の

球の出所の特異さから抑えていた事、

バースキラーやクロマティキラーとして名を馳せた、

左横手投げの角三男や清川などの球の出所から見ると、

ある程度は素人の私に感覚を近しいものがあるのではないか、

そう推測が出来る。

またロッテで言う所の河本成本のダブルストッパーや、

阪神の葛西遠山の野村マジック、

JFKやYFKの柱に必ず左投手が入っている事は、

右左の投手が試合終盤に登板する事によって、

打者の感覚を狂わせるのに役立っているのではないか。

そう考えられる。

先発投手の投げるスタミナが減っていき、

ボールに勢いが無くなった時に出てくるストッパーや

セットアッパー。

何が一番嫌だかと言うと、先発投手以上に何かを持っていると

嫌であろう。

必殺の変化球であったり、

スピードガンが振り切れる速球であったり、

それを見ると打者としては心が重くなる。

そう考えると現在の千葉ロッテのセットアッパー、

ストッパー陣は、南は出所の見えない投法が武器で、

松永は左サイドと言うなかなかいない球筋を持っており、

大谷の緻密なコントロール

内は絶対無二の縦スライダーを必殺技とし、

益田は終盤に見たくない球威をもっている。

その他加わるとして、藤岡田中靖の球威も

リリーフ陣の武器として挙げられる。

そんな既存の選手の中、

個人的にもう一人挙げたい選手がいる。

新人の酒居だ。

先発投手として考えられているのは知っている。

社会人経由で先発として磨き上げられた投球術ももちろん

理解はしている。

しかしながら、彼が持つスピンの利いた球は、

終盤に見ると打者は相当嫌に思う事は、

かなりのプライオリティを持っている。

投手陣は西野が先発に回った事から、

例年になく余裕のある布陣になっている。

そんな中、この新人がストッパーとして出てくることは、

層の厚さをさらなる高みへと持っていけるだろう。

昔で言う所のホークスの摂津であったり、

赤堀や牛島のように、中継ぎから名を馳せてみるのは

どうだろうか?

勝手にイメージしているのは、無双していた頃の武田久

酒居、内、益田のSUMが完成した頃には、

千葉ロッテの789回はイレースされるだろう。

(エクセルの式のようだが=SUM7,8,9)

もっと言えば、その3人以外のセットアッパー陣が、

6回をイレースすれば、先発は怪我無く1年を回す事が

出来るだろう。

スピンの利いた球、お化け縦スラ、球威のストッパー。

敵は相当苦労する。