最速138kmの快投

期待の二木康太がようやく勝利をしかも完投であげた。

昨日の試合を数字で見ると、

最速は138km、被打率.250、四球1、奪三振6。

最速が138とは・・唐川のような内容。

しかし被打率がようやく落ち着いた数字になっている。

以前と比べると、

3/30 最速146㎞、被打率.435

4/5  最速143km、被打率.357

と来ているので、数字上は球が遅くなれば打ちづらく

なるようだ。

これは投球フォームか、腕の振りが影響しているのか。

「スピードガン以上にスピードが出ていた」

とは相手コーチの談。

「今回はストレート中心に投げさせた」

とは伊東監督。

この辺りを見ると、腕の振り、投げっぷりの良さで、

昨日は抑えられたように見える。

確かに投げ方を見ると、軸足のタメから連動させて、

やや遅れて腕を小さく出して振るようなピッチングで、

力を入れると上半身に頼った投げ方になりそうである。

それを昨日はしっかりとボールに連動させる事が出来、

打者の手前でリリースが出来たのだろう。

それによって打ちづらさが増して、被打率が下がったと

思われる。

只、球速が遅い分、アジャストはされ易いと思う。

しかしまだ20歳の成長著しい若者。

未だ未だ伸びしろが大いにあるだろう。

次の登板でどういう数字をたたき出してくれるか。

楽しみだ。

蛇足で、昨日、先輩風を吹かせていた田村が

少し可愛く見えた。