5/14-15 対楽天2連戦 ~Bad Feeling~

前カードの「平沢大河」という荒療治に、

効果が生まれ始める。

5/14 先発 スタンリッジ VS. レイ

結果 ○13×-12

先発投手はスタンとレイのおじさん対決、

そして平沢大河がスタメンで登場。

現状、この平沢という選手はチームにとって劇薬である。

もちろん本人が結果を残してチーム力を

向上させる事が望ましいが、高卒ルーキーという

右も左も分からない若者がチームに加わる事によって、

負けまいと発奮する選手だったり、腐る選手だったりが

表れるとみている。

この試合、ポジションを奪われた大地が、

平沢に代わり出てきた井口が発奮する。

とはいえ、とんでもない馬鹿試合。

まるで穴の開いたバケツで水をくむかのように、

両チームともにポロポロと失点が続く。

球審秋村の極狭ストライクゾーンの影響もちらほらと

あったが、打たれる投手全てにいえる事は球が高いこと。

解説の小宮山曰く、

「スタンは試合中に修正の出来ない投手」

とのことで、それが図らずも的中する事となる。

二番手藤岡もダメな方の藤岡で、試合を引き締める為に

出てきた大谷もど真ん中にボールが集まる、

便利屋の頃の大谷であった。

これではどうにもならない。

Bad Feeling(違和感)は必ず訪れるものの、何かのきっかけで

元に戻す事が肝心。それを田村が出来ないものか。

そこまで求めるのは酷か。

里崎は一部の投手に対し、試合中にアドバイスを送って

いたそうだ。その域にまで達せられないか。

試合は勝ち継投が引き締めて、井口がサヨナラヒット。

大地もチャンスをことごとくモノにする。

一方の平沢は好守備を見せたモノの、2三振。

好守備はスーパープレイとは言えないものの、

高卒のそれでは無いレベルであった。

敵ながら松井裕樹の大人しさは気になった。

もっとオラついていた気がするが。

5/15 先発 唐川 VS. 釜田

結果 ○ 9×-8

レディースデイというイベント日。

イベントに弱いチームカラーとなりつつあるが、

この日・・

待望のお祭り男が登場。

観ていなかったので内容は分からないが、

唐川は6回まで5失点。

一方のワシが壊した釜田は直球が150km弱という、

剛腕っぷりを発揮。復活したようだ。スライダーも切れていて、

4点差の時点でBad Feeling(嫌な予感)しかなかった。

しかしこのカードの恐ろしさか、はたまた平沢の劇薬か。

6回に突如として釜田が乱れ始める。

四球連発で交代。2番手には前日投げなかった横山。

ミコライオがくると思ったんだが、拍子抜け。

そして案の定流れを止められず、前日に26球を投げた

濱矢にスイッチ。

ここで冷え冷えの根元に代わり、代打細谷。

2ボールからのカウント球をOn My Beatで思いっきりたたく。

そのボールは風に乗り、センターバックスクリーンに。

ボルテージは最高潮へ。

ところが逃げ切り体制の勝ち継投で試合は振り出しに。

2日続けて何という試合。

ミコライオ-川本バッテリーに代わり、盗塁がフリーパス状態と

なったが決定打が出ず、一方の投手陣は内を温存させて

西野-大谷の継投で何とかゼロに抑えていく。

そして11回の裏。先頭はFunny Boyお祭り男細谷。

あわやホームランのあたりで2塁打。ここで試合は決する。

Cloudy Heartの松井に取り戻すだけの元気は無く、

デスパイネが試合を決める。

2試合連続となるサヨナラ勝ち。

平沢大河という劇薬は、細谷にお祭り男属性をつける。

試合に出るチャンスが低くなった平沢は、

この当たりでお役御免か。

大味な試合が続き、試合を拾いながらも心配なのが投手陣。

4月に飛ばし過ぎたツケが出始め、それぞれ調子を落とし始めている。

ローテーションをローテーション出来ない選手層は、

梅雨入りと交流戦をどう乗り切っていくか。

次カードは投手が壊滅的状態の西武3連戦。

しっかりとバンクを追っていきたい。

そして最後にはバンクを追い抜くというDreamin’で