6/3~5 対ベイ3連戦 ~スキあり~
大量得点の後の試合は隙が生まれやすい。
打撃やプレイが雑になるからか。
その隙をベイにまんまと突かれる。
6/3 先発 涌井 VS. 久保
結果 ●1-2
勝てていないエース涌井。相手は久保ソニック。
この日はセリーグルールで、DH無し。
レフトデスパイネという珍しい光景が見られる。
また中村、田村が何故だかスタメン。
前日の広島戦の大勝の流れは関係なしの打順。
それが裏目に出る。
久保の幻惑投法に対し、プル型スイングと
なってしまった打線はまんまと術中にはまる。
中村はどん底状態。期待しているのは分かるが、
投手が打席に立つセリーグ方式で、調子最悪の
選手をスタメンで使うのは、打線に影響が
有り過ぎる。広島戦とは打って変わり、
下位打線が無機能で終わる。
エース涌井は好投しながらも援護なくといった
同じような内容で負け続ける。
彼は仕事を完了させている。
試合後に辛うじて反省コメントを出しているが、
これは切なくなる。
6/4 先発 チェン VS. 今永
結果 ●5-6×
先発は2軍でもピリッとしていなかったチェン。
その内容はチェンチェンダメ。
7番に入った細谷からの下位打線が機能して
5-1とリードするが、変化球のコントロールを
忘れたチェンが炎上。ちょっとひどい有り様。
若くて良い投手だが、残念ながら外国人枠。
恐らく助っ人先発を補強するであろうから、
スタンリッジ、イデウンが復活し、新助っ人が
活躍したら、出番が回ってこなくなる。
昨年終盤に見せた力を自分のモノに出来なかった。
そういう意味では清田もそれに当てはまる。
今シーズンに関しては、活躍する試合もあるが、
タコる試合も多く、打率が一向に上がってこない。
むらっ気と言えばそうなのだろうが、
人一倍練習をする選手と聞く。これは精神的な
余裕が無いだけなのか。そろそろ怪我も癒えた
荻野を上げたいところだ。
延長戦に筒香のサヨナラ本塁打、試合を落とす。
西野が最後に選択したカーブ。
結果的には隙を見せた。
6/5 先発 唐川 VS. 山口
結果 ●0-11
前日猛打賞の田村を落として、江村が先発マスク。
監督のイライラが伝わってくる。
いつもそうだが、こうなってくると悪循環が始まる。
ベイの先発山口はカーブが邪魔で、これを捨てない
限りはバッティングが出来ないような内容。
こうなると唐川が粘投するしか無いが、
コントロールが全く定まらず、押し出しを含み
ポロポロと失点を重ねる。
しかもそれが二死後の事で、いずれも気が抜けて
隙が生まれか。
0-4となった時点で万事休す。観るのを止める。
結果としてみれば11-0。かなり屈辱的な負け方。
井口がこの3連戦では代打でしか使われず、
デスパイネも1戦目以降はベンチスタート。
怪我なのか、ベストメンバーで戦えておらず、
アウェイの環境で沈んだ。
清田ナバーロが.230近辺をうろつき、
これでは打点稼ぎ役が見いだせなかった。
また唐川は実績のある投手の内容では無く、
ニュー唐川のお披露目は未だ先なのかもしれない。
沈み気味のこういう時には、安定したベテランの力。
そろそろ福浦を使いたい。
広島戦のようにガラガラが予想されるQVCマリンで
谷保さんが「バッターは・・・ふく↑ーら」と
アナウンスした瞬間、阪神ファンのトラウマをえぐり、
マリンのライトスタンドが一体化。
そして球場中がその一挙手一投足に集中する。
その全体を飲み込むような雰囲気で、チーム状態も
変わるはずだ。
どうか…そろそろ出番を。