開幕戦で勝つと何か良い事が起こる?
いよいよ本日からプロ野球が開幕する。
開幕戦は143試合分の1試合と言う人もいる。
しかしシーズンスタートの特別な1試合と言う人もいる。
この開幕戦、どういう位置づけで見るべきなのか?
ちょっと振り返ってみると・・
2003年 ●3-7 対ダイエー
最終順位4位 開幕投手ミンチー
2004年 ○5-3 対西武
最終順位4位 開幕投手清水直
2005年 ●1-3 対楽天
最終順位優勝 開幕投手清水直
2006年 ●2-7 対ソフトバンク
最終順位4位 開幕投手久保
2007年 △4-4 対日本ハム
最終順位2位 開幕投手清水直
2008年 ●0-1 対日本ハム
2009年 ●2-5 対西武
最終順位5位 開幕投手清水直
2010年 ●1-2 対西武
最終順位3位 開幕投手成瀬
2011年 ●4-6 対楽天
最終順位6位 開幕投手成瀬
2012年 ○5-3 対楽天
最終順位5位 開幕投手成瀬
2013年 ○3-2 対オリックス
最終順位3位 開幕投手成瀬
2014年 ●5-11 対ソフトバンク(開幕5連敗)
最終順位4位 開幕投手成瀬
2015年 ○3-1 対ソフトバンク
最終順位3位 開幕投手涌井
4勝8敗1分
・・開幕に弱い。最終順位に相関関係がたいして無い事が分かる。
只、その年のエースの働きっぷりを、うっすらと感じとれる。
清水直は開幕投手の年は見事に負け越しており、
前年新人王の久保や、前年2ケタ貯金の小林宏も
大きく負け越している。
5年連続開幕投手であった成瀬は開幕戦の結果と連動して
いないが、2010年から負け数を大きく伸ばしてしまっている。
開幕投手は対エース戦であるが為、
ローテーションを回していくと苦戦する選手が、
千葉ロッテのエースには多いのであろう。
今年は昨年の開幕戦に見事勝利し、
最終的には最多勝にまで上りつめたエース涌井。
絶対的なエースの大谷に対してどこまで追い詰められるか。
思い出されるのが2007年の開幕戦、小雨が降りしきるマリンで、
ズレータの満塁弾で何とか追いついた試合。
それから勢いに乗った・・わけでは無いが、成瀬という救世主
の登場で好成績をおさめるに至る。
救世主らしき二木が頭角を現しそうなシーズン。
少し被る。
チームとしては143試合分の1試合。
エースとしては試金石となる大切な1試合。
今シーズンの涌井はどうか。