いつ上げるの?平沢大河

「おいおい…」

ちょっと引くレベルの凄さである。

本日の親子ゲームQVCマリンでのイースタンの試合。

パリーグTVで放送があったので、横目でチラチラ観ていると、

平沢大河の躍動を目の当たりにした。

楽天の投手はアンダースローの加藤。

地面スレスレのリリースポイント、しかも一球ごとに

投げ方を変える念の入れようで、打者を翻弄しようとしていたが、

第2打席の平沢。

外角のシュート回転のストレートを捕らえる。

ヘッドがクルリときれいに返って、伸びる伸びる。

センターオコエの頭を超えるセンターフェンス直撃の3塁打。

冒頭の唖然とした感想が口から漏れる。

こんなにも凄いのか。続く第3打席のエンドランでも、

ボールを上から叩き、投手の横を鋭く抜けるセンター返し。

打率は3割近辺ではあるが、雰囲気ある打席を演出している。

という事で、キャプチャ。

線は細いが、球を呼び込む良い雰囲気だ。

巌やサトケンは3カ年計画のような事を言っているが、

こうなると「いつ上げるの?」と気持ちが早ってしまう。

1軍では使う所が無いと言われればそれまでだが、

1軍の良いピッチャーとどんどん対戦させたいという気持ちもある。

かなりワクワクさせる選手だ。

その他気になったのは、というよりも気にしている香月一也。

筒香みたいな構えだ。平沢に負けるな。がんばれ。

あと新人の高野が投げた。

オーソドックスな投球フォームから150kmのストレートを投げ込み、

1回を難なく抑える。

体を沈みこませて球もちを長くしている。

決め球は何であろうか?ちょっと観ていて分からなかった。

また先発した関谷だが、結果からすると好投していた。

が、ちょっとコントロールがアバウト。

生命線となる右打者のインローストレートは良く決まっていたが、

決め球のチェンジアップが1/2の割合で棒球になっていたのが気になる。

三振がとれる球なので、もっと磨けば1軍の先発陣に割って入れるか。

4番だった大松。

うーん…巌コーチ、何とかしてくれ・・・。