異変?ガラガラのマリンの訳は・・・

交流戦が始まり、QVCマリンで異様な風景が映し出される。

満員のレフトスタンドにガラガラのライトスタンド。

ライト側の1階内野スタンドもガラガラで、

テレビで映るマウンド上の投手の背景に

座席の青色が映えて美しく…あるわけがない。

只、1990年代のどこか懐かしい光景ではある。

(あの頃は外野席でおっさんが横になって

煙草を吸っていた)

この原因を調べてみると、座席の席種が試合によって

変わるのだそう。

丁度昨日はゴールド試合で、通常内野自由の場所が

内野指定Aとなり、外野自由席が外野指定席となるなど、

お値段もその分割増しとなっているようだ。

これは座席数を簡単に増量出来ないQVCマリンを持つ、

球団側の興行的な努力であろう。

1人当たりの単価が上がるので、収益的にはプラスか。

しかし興行を考えるのは机上のこと。

机上の論理は現実とのギャップは生じる。

そのギャップがガラガラのスタンドとなって表れたようだ。

交流戦で普段なかなか出会わない千葉ロッテ名物の応援。

セリーグファンに強い印象を植え付けられ、

ロッテをセカンドファンにしてくれるチャンスだ。

そしてゆくゆくはセカンドをファーストに…

そんな現ロッテファンを多く知っている。

それをガラガラのスタンドでは格好がつかない。

これは実利の話では無く、印象的な問題。

ギャップが生まれたならば、柔軟に対応する。

そうして物事は進化していく。放置してはいけない。