デスパイネ残留のウルトラC
補強補強と言いながらも、
例年の如くのんびりとしたストーブリーグの
千葉ロッテだが、熱い展開を見せているのが
デスパイネ残留の動きだ。
相手は金満のソフトバンク。
複数年契約で合計金額の争いと言う報道もある中、
今までの記憶にはない。
活躍した選手たちを泣く泣く放出というのは
よくある事だ。
しかし今回に関していえば、
デスパイネがいなくなると
唯一と言っていい打線の核が無くなり、
容易に穴埋めが出来ないチーム状態である。
補強であり、相手の戦力を削る意味でも
バンク側からすれば理にかなった行動だ。
だがデスパイネ本人が残留希望という事、
打線の核のないチーム状態から、
ここは引いてはいけない。
交渉相手はキューバ政府という。
選手は公務員扱いという事だそうで、
報酬の20%が国に入る仕組みであるそうだ。
マネーゲームがいくらでもできる相手に対し、
ここは裏技、ウルトラCを使いたい。
その裏技とは、複数のキューバ選手の獲得だ。
選手枠がスッカスカなロッテならではの提案で、
一方のソフトバンクでは育成枠を使って
いかなければ同じ芸当が出来ないのでは?
キューバ人選手を3~4人獲得し、
デスパイネ1人に対する比重を軽くすれば、
キューバ政府側もマルチインカムとなり、
リスクが減るだろう。
このマネーゲームでは無いウルトラC。
「何故・・
我々が選手枠をたくさん空けていたか、
疑問に思わなかったですか?
それはですね・・
こうする為だったんですよ!」
バーン!(複数のキューバ人が立っている)
と半沢直樹のように、社長に言ってもらいたい。